アトピーさんのドライヤーの使い方 / 皮膚科に行くその前に⑧ 2015.08.19
髪の毛の手入れ法の記事が大量になっている気がするこの頃。 髪を梳かす、 髪汚れを落とす、 タオルドライ (頭を洗うはまだやってませんでしたね。。。)、 と、きて今日はドライヤーでの髪の毛の乾かし方について。
私、もともとドライヤーは嫌いです。 あのゴーって音も、熱風も正直好みじゃありません。。 そもそも、熱風なんて、当てるたびに肌を乾燥させてめくり上がらせるためにあるのじゃないか?と、思う。 乾燥する自分の肌には、禁忌。。。と、思っていたのですが、 白いコナコナがコナコナする日々を経験し、例のアレです。。 診断にはいっていなかったけれど、恐らくマラセチア。
4年ほど前に自然乾燥は泣く泣くやめ、 前に記載した抗菌スプレーと以下にリンクのあるドライヤーの前のバージョン(多分) を活用してきました。 このドライヤー、冷風が出るので、アトピーさんには本当にお勧めです。
温風はかなり熱いので、そこは微妙なんですが・・・・ ただ、私はこれ以外知らないのですが、かなりいいお値段でもあります。 他に低温のドライヤーがありましたらそちらでもきっと大丈夫ではないかと思います。 お試しください。 ちなみに私、 もともとのドライヤー嫌いですので、 いかに自分のアトピーにとって楽で、効果が出るかばかりを考えていますので、 ファッション的に違うという方がいましたらご容赦ください。
まず
・ドライヤー前にタオルドライをしっかり行ってください。
→ドライヤーで乾かすよりも、タオルで乾かす方が髪の水分そのものは しっかりとれていると思います。 ドライヤー時間を少なくする為に、タオルドライはしっかり行ってください。
・ドライヤーは、最初に冷風で頭皮際に使ってください
→お風呂上がりのアトピーさんにとって1番の問題は、頭皮の乾燥と、ムレだと思います。 ドライヤーを使っていて感じたことは、熱風だと、皮膚が異常に乾燥します。熱がこもって、皮膚から発散されたらしき水分は、髪の毛にこもってムレさせます。
そのため、毛根際の熱気を、ドライヤーで払ってください。すでに梳かしているので、髪の間を通るようにドライヤーの風が抜けると、爽快感があると思います。
・大体の熱気が飛んだら、今全体にさっと冷風をかけてください
→熱い風が当たると、髪のキューティクルは開き、冷風を与えると、閉じるようです。 最初から熱風を与えると、髪のキューティクルが開いているところに負担をかけるため、傷みやすくなります。 冷風をまずかけることで、髪にダメージを与える風を、髪が受け止められるよう準備を してあげて下さい。
・全体を乾かす
全体を乾かすには、いくつかやりようがあります。と、いうのも、本来は冷風でやれば一番負担は少ないのでしょうが、ひどく時間が掛かるのです。私は肩甲骨の下あたりまで髪があるので、そこそこ長いです。まともに冷風で乾かそうとすれば、2時間近くかかります。毎日なんて、やっていられません。
やり方①冷風でがんばる
とはいっても、冷風でがんばりたいという貴方、わかりました。髪の毛を新しいタオルで巻いてください。 イスラムの方のブルカのように頭にかぶせる形でもOKです。 そして、髪がドライヤーに吸い込まれたりしないよう気を付けながら、 タオルに冷風を吹き込んでください。ぐっと時間が短縮されます。
→これは、水気を取ってくれるタオルをトンネルにして、 本来髪の間をすり抜けてしまう風をタオルで反射(?)させ、上下から 風を倍当ててるという単純な仕組み。 ぐっと乾燥が早くなりますのでお試しください
やり方②冷風熱風両方使う
熱風も使うという貴方、気持ち、よ~くわかります。 熱風を使う場合は、せっかく頭皮のムレをなくるようにした意味が なくなりますので、タオルは頭からかぶらず、二つ折りした中に 入れるようにしてください。
→熱風利用は、やけどの危険もありますので、頭皮までは包まず、タオルの上からドライヤーをかけるようにしてください。仕組みとしては、冷風の際と一緒です。普通にドライヤーをかけるより 早く水分が落とせます。 また、1か所にずっと熱負担をかけると傷みやすいので、一か所に固定して ドライヤーをかけることはしないでください。
タオルを使って乾かすと、髪乱れてしまいそうですが、最後に冷風をかけると、きれいにまとまりますので、安心してタオルに挟んで下さい。
・仕上げ前 ほぼ乾いたら、仕上げです。
髪の間に残った水気や熱気を落としていきましょう。この時、水気や熱気が残っていると、水が水を呼び、より蒸れたり汗をかきやすくなります。
→軽く毛先から梳かしてから、今度は、髪の毛の先をもってドライヤーをかけていきましょう。 手で持っても、櫛で押さえてもいいです。これは、髪の毛がこんがらがらないようにするためです。セットが気に食わない時は、一度温風を与えて、形を変え、整えてから冷風をかけると、美しく整います。
ちょっと面倒だとは思いますが、個人的には効果はてきめんかと思います。
ぜひお試しください。
肌弱の腕時計好きさんは、ぜひぜひMiMiC
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