皮膚科にでかける、その前に①「ささくれ」

さて、昨日まではステロイドを上げる前に明らかにできることを記載してきましたが、 次は、皮膚科に出かける前に心がけるといいかもしれないことを少しづつ。

 

私がちょこりちょこりと自分流に見つけてきたことなので、 これで正しいのかどうかはわかりませんが、 参考になりましたら幸いです。と、いうことで本日は「ささくれ」について。

 

私がアトピーになったのは高校あたりからなのですが、 肌がそこそこ弱いのは以前から。 ささくれはそれこそ子供の頃からありました。 まぁ、だんだん肌の具合が悪化して、悪化して、、、 服を着れば赤くなり、シャンプーすれば赤くなり。。を、 繰り返して、医者で診断されてアトピー(とはいえ医者だってアトピーが何から来てるかわからない) と診断されることになるわけなのだけど、

 

それはともかく 爪の脇からひょこひょこと出てくる「ささくれ」 切っても切ってもできるし、 服の脱ぎ着で引っかかるし、 うっかり爪先で処理しようとすれば、 細いのは皮膚表面をスルスルと思った以上に長く捕捉ならないと剥けないし、 太いのは、めくれ始めたところを始点に 思ったよりも太く、深く、三角錐に肉までえぐるようになっていく。

 

ほんのちょっとだけ」と思ったものが、 上手く終われず、 ぐいぐい剥いていくことになって、 「血が出た」「肉が」「やっちゃった」なんてなる。 で、まぁ何かしら これをどうにか「うまく処理できないか」 もしくは「どうにかできないようにできないか?」 と、思うわけ。 血行が良くなるよう 「手のマッサージをしたらどうか」 とか ささくれを切るじゃなく、「焼き切ったらどうかな?」 とか 「加湿したらどうかな?湿らせたティッシュで包んで。。。」 とか まぁ 子供ながらに色々思うわけです。

 

実験をする対象はいくらだって指先にできるわけだから、 材料には困らない。 まぁ結果からいうと、 指先のマッサージは、効果がなくなないけれど、 ささくれがない時に「予防としてやる」のに向いている。 ささくれあるときにマッサージなんてしたら、 ささくれの割れ目からジワジワと血が滲んでくるから、 痛くって、「ささくれの痛み」から逃げたいんだって大前提の意味がなくなってしまうんだから やる意味がない。 焼き切るのは、熱くて怖くてギブアップ、 加湿は、ティッシュにささくれが刺さったり、 ティッシュの繊維がささくれからじんわり滲んだ液に絡んだり、 乾いたら結局すぐまた復活だし、、、、 うまくいかない。 なんのかんのとやった末、 現在は、ささくれができても、写真程度にたまにささやかに出来るだけ。

 

その対策は、どうしたらいいかといえば、簡単なこと。 実は、「爪を伸ばす」が、答えです。 もちろん、一度できてしまったら、できるだけ肌際でハサミをつかい切るのだけど、 根本の解決はこちら。 「衛生面を考えて爪を短くする」 これはとっても大切ですが、 爪って、なんのためにできたものか考えたことありますか?

 

ささくれってなぜできるのか。

爪は、体の先端にある。長い腕の先、細い指の小さな先っぽ。 細く長いものは、振り回したりすることで力を倍増させる。 昔の投石器などもその類かな? と思う。

 

つまり、腕を振り回してものにぶつけるなど何かしらの衝撃があった時 自分の長さもあって一番衝撃を受けるのは、指先だ。 爪は、その衝撃を防ぐためにある。 爪の先が白くなるのは、 最初から白色なわけはなくて、日々の生活の中でかかる負担に耐えて 無数の小さな小さなひびが入るから。

 

じゃあささくれは? ささくれは、その爪が衝撃を受け止めきれずに、 指に衝撃がいってしまった結果だと私は思う。 栄養不足等も良く原因で言われるのだけど、 結局栄養不足でもって、爪が指に行く衝撃を抑えきれれないことから ささくれができるのだと私は思う。 だとすると、 どうしたらいいのか? 簡単な橋、衝撃に耐えうるように爪を少しだけ伸ばしてやればいい。 もちろん血行をよくすることも、 肌に柔軟性が増えて指そのものの衝撃に耐える力が高まるとは思うのだけど なにも、ひどく長くしろというのじゃない。

 

深爪をしないだけでも、 かなり違うのです。 お仕事や爪の質によって、できるできないあると思いますが、 爪がしっかりとしていて、伸ばせる環境にあって、ささくれに悩まれている方、

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写真の程度の爪を伸ばすと、爪の間に何かが入っても、逆にすぐにすっきり取れます。 だまされたと思って、ぜひ一度お試しください。 金属アレルギーだけど、腕時計をしたくなったら mimic on skin