次の「落屑(ラクセツ/落ちる角質)」をへらす対処法/ 皮膚科へ行く、その前に⑥ 2015.07.07

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ブログを書き始めて少し。

少しづつ、アクセスいただく方も増えてうれしいです♪ ご来訪ありがとうございます。 さて、 肌荒れがして、辛いとつい掻きたくなる。 かゆいところはしっかりわかっているから、固い爪などでガリっとやってしまいたくなる。

 

これ、ありますよね。 でも、ダメ。 かいたら傷ができて広がってしまう。 でも。。。痒い。 そんな時、私は「こする」をしています。 かゆい時は角質が立ち上がっている時も多いので、軽く水にぬらした後に、 干からびた角質を指紋が上手く引っかかるようにと滑らすようにして、 ある程度落ち着いたら(全部を取り切ろうとすると、頑張って皮膚を剥きすぎて傷になります)水気をとり、保湿するようにしています。 きっと、つらくて同じようにしている方も多いことでしょう。 大体、痒い上に、白い落屑が山ほど出てきて、涙が出るほど不愉快だと思うんです。

 

自分の体から、こんなに大量にでるものかと、 非衛生的だし、机の上や、服を何度も何度も払って、 叩いている自分が涙が出るほど情けないって思います。 でも、その手、ちゃんとに考えて落屑を出していますか? 次も同じところが痒くなるにせよ、次は範囲を小さくしておきたいって思いませんか? 思いますよね。 かゆくて、そこをこする時、あなたの手はどんなふうに動いてますか? この写真を見てください。

 

ちょうど顎下あたりに治りかけの部分が左右同じようにあったので比べてみました。 向かって右が、手を上下に動かした場合。 向かって左が、手を左右に動かした場合。 ちょっと見づらいでしょうか。 写真でもう少しわかりやすいよう、写真の明度を暗くしてみます。

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これで、かなり見やすくなるのではないでしょうか? アトピーが悪化した方などにもぜひ参考にしていただきたいのですが、 わかりますか?この○部分の右半分の方が綺麗です。 左の方は、あかい部分が残り、赤い縁取りのような部分が広がりました

ほぼ、同じような状態だったのに、なぜでしょう。

 

左側だけ、次の肌の準備ができていなかったのでしょうか? そういう可能性もあります。 更にいうと、 これと同じことを更に下の首の方までやっていくと、答えは左右で逆転します。 と、いうことは、肌の準備の問題ではなく、乾燥した角質のこすり方が その要因ではないかと考えられます。

 

最初は筋肉の流れに沿えば良いのではないかと思っていたのですが、 それでは、あご下と首で、結果が逆転する理由がわかりません。 仮説なのですが、 このカブレたところを、軽く指で押さえたときに、 しわが出来る方向が大きいのではないかと、現在考えています。 首のしわは左右にできますので。 首をこするときは、しわに沿って左右に指を優しく動かしてやるのが、 角質を取り、その後も綺麗にする動かし方でないかと思います。 (こする時の幅は、うっかり剥がれる前の角質をはがしてしまった時も広がらないよう、 必ず小さくしてください) カブレやすいひじ裏やひざ裏、を腕や足に沿って掻いている方、 どうせこすったりひっかいたりをしてしまうなら、一度縦横変えてみませんか? 私自身は、しわの方向にって思っていますが、 場所によって違うかもしれません。

ただ、こすり方を変えるだけで、次の再発範囲も明らかに違うと思うのです。

 

アトピー仲間の皆様、一度試してみてください。 貴方も実験してみてください。 そして、よかったら、ここの部位は縦だった、横だった そんな情報共有をしませんか?

メールかコメントいただけたら嬉しいです。

*こすりすぎて怪我になってしまった場合、しわに沿ってこすると、 点々と角質のあった部分が小さな傷になって残る場合があります。 (個人的には、転々となっても、しわに沿わずに荒れたときより治りが早いと思いますが、 医者でもなく、私に限ったことなので、お勧めすることは全くできません。 傷を作らず、優しくこすってあげてください。保湿も、決して忘れないようにしてください)

 

アトピーの私達の肌は弱くって、面倒で、つらいことがたくさんですが、 新陳代謝を頑張ってくれています。 手首、二の腕、肩、背中、掌、手の甲、 毎日毎日、痒いものは、痒いんです。 触ってしまう毎日を、ぜひルールを決めて、 その場所に一番いい触り方を知って、考えていきましょう。 頑張ってくれている体に、 お医者さんではない私たちにも出来ることってまだまだあると思うんです。
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