つげ櫛の手入れ法 2015.07.08

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先日、つげ櫛を取り上げた際、お手入れについてのメールを頂きました。 つげ櫛のメーカーさんが、つげ櫛は水洗いしないで欲しい。 濡れ髪も不可と書いている。 大丈夫なのか、手入れはどうか?とのこと。 まず、一つ申し訳ないと思ったのは、 このブログ「アトピーの自分が編み出してきた方法をお伝えしている」ということ。 もう一つのお詫びは 「木の櫛に水を触れさせるデメリット」についてお話していなかったこと。 まず、濡れ髪に対してもつげ櫛をつかうことについて。 あえて本来の使い方をしないようにしたわけでなく。 これがべストの結果が出たのでつげ櫛を活用しています。

 

商品の寿命は短くなると思いますが、枝毛や切れ毛を作らなかったり、 肌への刺激を減らすには、つげ櫛をはじめとする木の櫛をお勧めします。 木の櫛を水に付けることによる弊害は、歪みと艶の消滅です。 櫛を置いたときにきれいに水平にならなかったり,櫛の間が不揃いになったりします、 ただ、私の水洗い専用のつげ櫛は、もう15年ほど使っていますが、水平がちょっと歪んだ程度で 頑張ってくれています。 ただ、自然のものなので、必ずいつかは傷みます。

気になる方は、私のような使い方はお避け下さい。 さて、つげ櫛の手入れについて。 髪の毛を梳かすと、ねっちりした灰色に固まった角質が櫛の間にたまって、 うんざりすることもあるでしょう。 毎日毎日梳かして、掃除しているのに、 どれだけお手入れしていないのだろうと白い目で見られそうになるのが、アトピーの切なさ。

 

そんな時は、椿油を買ってきて、 櫛にポンポンとかかるようにかけて、布やキッチンタオル、 ティッシュペーパーなど出来るだけ水に溶けない素材で包んで浸透させてください。

椿油は、モノによって、においの多少がかなりあるので、好みのものを見つけて下さい。 一晩たって、布などでふき取りってくだされば、ほぼ取れます。 残りがひどい場合は、 「再度浸透させる」 「毛先を、油を付けたまま梳いてみる」 「冷水で流す」 この3つをしていただければ、櫛汚れもきれいになると思います。

*毛先をといて汚れを落としたら、髪の毛はちゃんと先発して汚れを落とし切って下さい。

*掃除が終わったら、水気はきれいに切るようにして下さい。 イチイチ綿棒などを使ってうんざりするような手間をかけずに、 つげ櫛が綺麗によみがえりますので、 ツゲぐしユーザーはぜひお試し下さい。

 

肌弱でも好きな時計を楽しみたい方の為のMiMiCより。 http://www.mimic-on-skin.com/